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シザーの種類と用途

今回はスタイリストが使用しているシザーの種類と用途について説明したいと思います。まず大きく分けてベーシックシザーとセニングシザーに分けられます

ベーシックシザーには刃先が真直ぐな物とラウンドしている(ハマグリ)刃があります。通常カットする際は真直ぐな刃のシザーを使いますが、滑らせたりラウンドさせたりする時はハマグリ刃を使います。サイズも4.5インチ~7インチまであり手の大きさやカットするスタイルによって使い分けます。

セニングシザーは毛量調整の時に使います。20%~40%までのスキ率のハサミがあり毛質やスク量によって使い分けます。

後ハサミではなくレザー(カミソリ)でカットする場合があります、より毛先を軽やかにするときなどに使います

シザーは親指と薬指で持ち親指が動刃(動かす)薬指が静刃(動かさない)で開閉します。動刃と静刃が逆の構造の逆刃もありシザーの種類も多種多様です。価格帯も練習用としては1万前後からありますが、実際お客様をカットするとなると4万前後から10万位が一般的のようです。髪を切られる際はそういう観点でハサミを見るのも良いのではないでしょうか。